「不妊症」とは、特に病気や問題のない健康な男女が妊娠を希望して避妊をせず夫婦生活（セックス）を営んで一定期間を過ぎても妊娠しない場合、その後タイミングを取っても自然に妊娠する可能性は低いと判断されて不妊症と診断されます。

それではこの「一定期間」とはどのくらいの期間妊娠しなかったら不妊症と考えられるのか？

実は不妊症と診断できる期間は年齢によって異なっていて、一般に年齢が高い夫婦では妊娠できない期間（これを「不妊期間」とよぶことがあります）が比較的短くても、それ以降自然妊娠する可能性は低くなりますし、年齢が若い夫婦では不妊期間が比較的長くても、その後自然に妊娠する可能性は残っていることが多いのです。

「その期間については1年から3年までと諸説あり、今までは2年というのが一般的でしたが、最近は1年に短縮」しています。※平成27年日本産科婦人科学会

しかし世界中の人々を対象とする世界保健機構（WHO）では、2009年から不妊症を「1年間の不妊期間を持つもの」と定義しており、さらに妊娠を考える夫婦の年齢がより高い米国の生殖医学会でも2013年に「不妊症と定義できるのは1年間の不妊期間を持つものであるが、女性の年齢が35歳以上の場合には6ヶ月の不妊期間が経過したあとは検査を開始することは認められる」と提唱しています。

結婚年齢が高くなった日本でも1年以上妊娠しない場合に不妊症と診断し、年齢が高い場合にはより早期に検査と治療を開始したほうがよいという考えが一般化してきています。

一方、女性側が月経不順や無月経期間が長く排卵がうまくいっていない場合や、子宮内膜症や子宮筋腫があって月経(生理痛)が辛いなどの症状がある場合は、不妊症になる可能性が高くなります。

また妊娠できる年齢は高齢になると限られてしまうため、早期に不妊症の対策を開始しないと妊娠しにくくなってしまいます。

ですから日本で不妊治療が一般的に幅広く病院で行われるようになってきていて、今では「世界一の不妊治療大国」となっていて、なんと５組に１組の夫婦が不妊で悩んだり不妊治療に通院しています。
なぜ医療技術は発達して世界トップレベルなのに、この様に不妊で悩む日本人女性が多くなってきているのでしょうか？

それは現代の食事や生活習慣が大きく関係していて、内臓の機能低下や栄養不足なども関係しています。

この妊活専門サイトでは、不妊症の問題の解説と改善方法についてなど、専門院としての考えをお伝えしていきます。

不妊症の原因は、女性・男性ともに様々な原因があって、１つではなく複数の要因が関わっているケースがとても多いです。

女性では、生理痛や生理不順、子宮内膜症やチョコレート嚢胞、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や卵巣の機能低下、子宮筋腫などのホルモン異常や婦人科疾患の問題、卵子の質や卵管のつまりや閉塞、抗精子抗体や子宮環境など。

男性では、精液検査による精子の質や量、また運動率の問題、ＥＤなど性交での問題(勃起障害・膣内射精不全)もあり、今では男性側に問題があるケースも年々増えてきていて、割合としては男性・女性でほぼ同じくらいの割合になってきています。

病院での婦人科の診察や血液検査、男性では泌尿器科の診察でわかることもありますが、なかなかはっきりとした異常がみつからない場合も多いです。

自分たち夫婦も不妊なのかもしれない…と自覚されたとして、何をどうやって取り組んで不妊の問題を改善していけばよいのでしょうか？

実際に不妊治療のクリニックに行くと、ホルモン値の検査や、婦人科疾患の問題がないか、ご主人の精子の量と運動率はどうかなどの検査をします。

それから基礎体温表(BBT)をつけて、生理周期を把握したり排卵に合わせて性交する「タイミング法」を指導されます。

タイミング法でも約半年くらい妊娠しない場合や、AMH(抗ミュラー管ホルモン)という卵巣の中でどれくらい卵子のもとが反応しているかの検査数値が低いと、早めに人工授精(AIH)や体外受精(IVF)、または顕微授精(ICSI)を勧められる場合もあります。

治療内容によっては、頻繁な通院とホルモン注射や薬の服用、精子の採取や卵子の採卵、受精卵の杯移植など、心身ともにかなりの負担を強いられます。

体外受精などの高度生殖医療は、金銭的にも数十万円単位で費用がかかりますし、いつまで続くか先が見えないという不安やストレスは相当なものではないでしょうか。

それでも「妊娠」さえできれば全て報われる、アナタもそう思いながら辛さや苦しみに耐えながら妊活されているのではないでしょうか？

そういった妊活で苦しむ夫婦を１組でも減らして、夫婦で子育ても楽しめるように、笑顔で妊活をしていけるように取り組んでいるのが、私たちが所属している一般社団法人〈日本妊活協会〉です。

当院の施術スタッフ全員が、日本妊活協会の不妊症改善のための専門課程を修了し、正式に資格を取得したうえで妊活サポートに日々取り組んでいます。

自然妊娠を目指す場合も、病院の不妊治療クリニックに通いながら人工授精や体外受精での妊娠を目指す場合でも、丁寧なカウンセリングや的確な検査で現状をしっかり把握してから、妊娠しやすいカラダ作りへ体質改善のステップを踏みながら着実に妊活を進めていきます。

ご夫婦の妊活に対する想いのすれ違いや、子育てや仕事でのストレスなどのメンタル面からまず土台を整え、妊娠しやすい身体を作っていくうえで必要な食事や栄養、それを処理する内臓機能を高めていくために、整体だけでなく１人１人に合わせて多角的なアプローチで体質改善を促進していきます。

妊活や不妊症でお悩みの今、アナタも思い通りにいかないイライラや焦りを感じたり、どうしても目の前の問題や不安で頭が一杯になってしまう事もあるのではないでしょうか？

でも本当の目的はきっと、ご夫婦がずっと笑顔で仲良く暮らせて、そこにお２人の子供もいたら最高に幸せだなぁ、という想いではないでしょうか？

妊娠はできたけど夫婦関係が危機的に…、出産はしたけど産後うつに…、といった望んでいなかった悲しい状況にはならないで欲しいので、まずアナタ自分自身が心身ともに健康な状態に回復して、妊娠しやすい体質に改善して、そのうえで待望のお子様を授かり、幸せなマタニティライフを送って、無事に元気な赤ちゃんを出産して、ご夫婦で育児も楽しみながら、子供たちの笑顔であふれる社会を、そんな理想の未来を一緒に作っていきましょう！

決してあきらめないでください！

やれる事や取り組める事は、まだまだたくさんあります。

次はアナタが妊娠して元気な赤ちゃんを出産する番です！

多くの妊活さんや不妊症の患者さんと向き合って結果を出してきた私たちに、ぜひ１度ご相談ください。